2024年12月29日の「相葉マナブ」で紹介された「絹ごし豆腐」は、手作り豆乳からつくる本格的な和食の定番料理です。
市販の豆腐とは異なる、なめらかな食感と大豆本来の優しい味わいが特徴。にがりを使って丁寧に作る工程は、日本の伝統的な食文化の素晴らしさを体験できる貴重な機会となります。
ご家庭で作る絹ごし豆腐は、素材の良さを存分に味わえる至福の一品です。
絹ごし豆腐の作り方
手作り豆乳からにがりで固めて作る本格的な絹ごし豆腐。なめらかでみずみずしい食感と、大豆の自然な甘みが特徴です。市販品にはない出来立ての味わいと、職人気分を味わえる手作りの醍醐味を、ぜひご家庭で体験してみてください。
絹ごし豆腐のレシピ
材料と分量:1台分
- 豆乳:500mL
- にがり(原液):5mL
- 水:10mL
- STEP1にがりの希釈にがり(原液)と水をよく混ぜ合わせて希釈します。
- STEP2型の準備豆腐の型と蒸す時にかぶせるアルミホイルを準備します。
- STEP1豆乳の温度調整型に冷やした豆乳とにがりを注ぎ入れ、にがりが全体に行き渡るよう、静かに混ぜます。
- STEP2蒸し加熱せいろに入れて中火で約15分蒸し、火を止めて10分そのまま置きます。
- STEP3冷却粗熱が取れたら冷蔵庫で1~2時間冷やします。
- STEP4型抜き4等分に切り、型から外して冷水にさらします。
- STEP5完成器に盛り、お好みの薬味を添えます。
絹ごし豆腐をおいしく作るコツ
にがりは良質なものを選び、適切な濃度に希釈することが大切です。
豆乳とにがりを混ぜる際は、泡立てないよう優しく混ぜます。
蒸し時間は豆乳の量によって調整が必要です。竹串を刺してみて、固まり具合を確認しましょう。
冷却時間をしっかり取ることで、豆腐がしっかりと固まります。
出来上がった豆腐は、なるべく早めに食べるのがおすすめです。
絹ごし豆腐によくある質問
にがりとは?
豆腐作りに使うにがりは、海水から塩を抽出する際に生成される液体で、主に塩化マグネシウムを含む食品添加物です。
主成分は塩化マグネシウムで、他にもカルシウムや鉄、亜鉛などのミネラルを含む
味は苦く、「苦汁」という漢字で表される
製造方法には天日干し、釜炊き、逆浸透膜などがある
にがりを使用した豆腐作りは、大豆本来の風味を楽しめる伝統的な方法です。適切な量のにがりを使用し、丁寧に作ることで、美味しい手作り豆腐を楽しむことができます。
にがりの量は調整できますか?
はい、好みの固さに応じて調整可能です。ただし、多すぎると苦みが出てしまうので注意が必要です。
なぜ豆乳を冷やしてから使うのですか?
温度が高すぎるとにがりが均一に行き渡らず、むらのある仕上がりになるためです。
豆腐が固まらない原因は?
にがりの量が少なすぎる、豆乳の温度が適切でない、蒸し時間が足りないなどが考えられます。
豆腐が固まりすぎた場合はどうすれば?
次回は、にがりの量を少なめにするか、蒸し時間を短めにして調整してください。
豆腐が苦くなってしまう原因は?
にがりの量が多すぎることが主な原因です。適量を守り、しっかり希釈することが大切です。
豆腐の白さを保つコツはありますか?
豆乳を作る際に丁寧に濾すこと、適切な温度で蒸すことが重要です。
できた豆腐はどのくらい日持ちしますか?
水に浸して冷蔵保存で2~3日程度ですが、なるべく早めに食べることをお勧めします。
豆腐が崩れやすい原因は?
にがりの量が少なすぎる、蒸し時間が足りない、冷却が不十分などが考えられます。
手作り豆腐と市販の豆腐の違いは?
手作りは大豆本来の風味や甘みが強く、なめらかな食感が特徴です。添加物も不使用なので、素材本来の味わいを楽しめます。