2024年12月21日の「青空レストラン」今回のレシピは「いぶりがっこポテトサラダ」秋田県の伝統的な漬物「いぶりがっこ」をふんだんに使用した、和洋折衷のポテトサラダです。
マスカルポーネチーズのまろやかさと、いぶりがっこの燻製香が絶妙にマッチ。フライドオニオンのサクサク感と生ハムの塩味が、さらに味わいを深める逸品に仕上がっています。
いぶりがっこポテトサラダの作り方
秋田の伝統的な漬物「いぶりがっこ」をポテトサラダに加えることで、燻製の香り豊かな和風テイストに仕上げた一品です。マスカルポーネチーズのまろやかさと、いぶりがっこの香ばしさが絶妙なバランスを生み出します。
いぶりがっこポテトサラダのレシピ
材料と分量:4人前
- いぶりがっこ:120g
- じゃがいも:正味300g
- マスカルポーネチーズ:100g
- 塩:適量
- 粗挽きブラックペッパー:適量
- 生ハム:適量
- フライドオニオン(市販品):適量
- イタリアンパセリ(飾り):適量
- STEP1いぶりがっこの準備いぶりがっこは細かいさいの目切りにします
- STEP2じゃがいもの下処理じゃがいもは皮付きのまま水から茹でます
- STEP3じゃがいもを茹でる串が通る程度になるまでじゃがいもを茹でます
- STEP4生ハムの準備生ハムは食べやすい大きさにちぎっておきます
- STEP1じゃがいもの処理茹で上がったじゃがいもの皮を剥き、熱いうちにつぶします
- STEP2粗熱を取るじゃがいもの粗熱を取ります
- STEP3具材を混ぜるじゃがいもにいぶりがっことマスカルポーネチーズを加えます
- STEP4味付け塩、粗挽きブラックペッパーで味を調えます
- STEP1盛り付け器にポテトサラダを盛り付けます
- STEP2トッピング生ハムをのせ、フライドオニオンを散らします
- STEP3仕上げイタリアンパセリを飾って完成です
いぶりがっこポテトサラダをおいしく作るコツ
じゃがいもは熱いうちにつぶすことで、なめらかな食感に仕上がります
いぶりがっこは細かく刻むことで、全体に風味が行き渡ります
マスカルポーネチーズは常温に戻してから使うことで、混ぜやすくなります
フライドオニオンは直前にのせることで、サクサクとした食感を楽しめます
いぶりがっこポテトサラダによくある質問
じゃがいもはどの種類を使うのがおすすめですか?
男爵いもやメークインなど、ホクホクした品種が適しています。粉質のじゃがいもを使うことで、まろやかな口当たりになります。
マスカルポーネチーズの代用は可能ですか?
クリームチーズでも代用できますが、マスカルポーネチーズの方がまろやかな味わいになります。
いぶりがっこの切り方のコツはありますか?
できるだけ細かく切ることで、ポテトサラダ全体に燻製の香りが行き渡ります。5mm角程度のさいの目切りがおすすめです。
事前に作り置きはできますか?
基本的なポテトサラダは前日までの作り置きが可能ですが、トッピングの生ハムとフライドオニオンは食べる直前に添えることをおすすめします。
フライドオニオンは手作りできますか?
手作りも可能ですが、市販品を使用することで手軽に調理できます。サクサクとした食感を楽しむなら、市販品がおすすめです。
じゃがいもがベチャッとしてしまう原因は?
茹で過ぎや、つぶし過ぎが原因です。じゃがいもは程よい固さで茹で、粗めにつぶすことでベチャつきを防げます。
このポテトサラダの特徴的な味わいは?
いぶりがっこの燻製香とマスカルポーネチーズのまろやかさが特徴です。和と洋の味わいが見事に調和した一品です。
カロリーはどのくらいですか?
1人前あたり約250~300kcal程度です。マスカルポーネチーズの量を調整することで、カロリーを抑えることができます。
保温や持ち運びの際の注意点は?
冷蔵で保管し、持ち運ぶ際は保冷バッグを使用することをおすすめします。室温に長時間置くことは避けてください。
いぶりがっこの香りが強すぎる場合は?
いぶりがっこの量を減らしたり、より細かく刻むことで、香りを調整することができます。好みの強さに調整してください。
マスカルポーネチーズとクリームチーズの違い
マスカルポーネチーズは、イタリア発祥の濃厚でクリーミーなフレッシュチーズです。ティラミスの材料であること以外はなじみがない…という人が多いかもしれません。
原産地はイタリアのロンバルディア州
かつては冬季限定の特産品だったが、現在はイタリア全土で生産
名前の由来には諸説あり、スペイン語の「なんて素晴らしい!」という感嘆詞から来たという説もある
マスカルポーネチーズの特徴
マスカルポーネは、生クリームに熱を加え、クエン酸や酢酸を添加して固めた後、水分を濾過して作られます。
もったりとしたクリーム状の食感
コクと甘みがあり、ほのかなミルクの香り
乳脂肪分が高く、酸味や塩味が少なく、クセのない味わい
マスカルポーネチーズの用途と食べ方
ティラミスの主要材料として有名
チーズケーキやムースなどの製菓用
パスタやリゾットのクリームソース
フルーツやはちみつと合わせてデザートに
スモークサーモンや生ハムと組み合わせた前菜
マスカルポーネチーズとクリームチーズとの違い
特徴 | マスカルポーネチーズ | クリームチーズ |
---|---|---|
原産地 | イタリア(ロンバルディア地方) | アメリカなど世界各国 |
原料 | 生クリーム | 牛乳 |
食感 | もったりとしたクリーム状 | 白くて柔らかく、きめ細かい |
味わい | コクと甘みがあり、酸味が少ない | さわやかな酸味とミルクの風味 |
乳脂肪分 | 60~80% | 30~40% |
主な用途 | ティラミスなどのデザート、パスタソース | チーズケーキ、ディップソース |
保存期間 | 開封後3~5日 | 開封後1週間程度 |
マスカルポーネの方が乳脂肪分が高い
マスカルポーネは酸味が少なく、よりクリーミー
クリームチーズは粘土のような固さだが、マスカルポーネはよりソフト
マスカルポーネチーズはフレッシュチーズのため日持ちしにくく、開封後は4〜5日以内に使い切ることが推奨されます。