【あさイチ】ハムとブロッコリーのパンキッシュの作り方|渡辺麻紀さんのレシピ

フード
記事内に広告が含まれています。

2024年12月24日の「あさイチ」で紹介された「ハムとブロッコリーのパンキッシュ」は、食パンを使って手軽に作れる、見た目も華やかなアレンジレシピです。

パイ生地の代わりにサンドイッチ用のパンを器に見立て、卵液をたっぷり染み込ませて焼き上げることで、本格的なキッシュのような食感に仕上がります。

ブロッコリーとハム、ミニトマトの彩り豊かな具材は、パーティーシーンにもぴったり。オーブントースターで手軽に作れるので、忙しい朝食やブランチにもおすすめです。

ハムとブロッコリーのパンキッシュの作り方

あさイチキッシュ

サンドイッチ用パンを器に見立てた、パーティーにもぴったりの一品です。卵液をたっぷり染み込ませて焼き上げることで、キッシュのような食感に仕上がります。ブロッコリー、トマト、ハムの彩り豊かな具材が、クリスマスカラーを演出します。

ハムとブロッコリーのパンキッシュのレシピ

材料と分量:4人前

  • サンドイッチ用食パン(耳なし):6枚
  • 溶かしバター:40g
  • 卵:2個
  • 塩:少々
  • こしょう:少々
  • 牛乳:100ml
  • 生クリーム:100ml
  • 粉チーズ:20g
  • ロースハム(半分に切る):4枚

▶具材

  • ブロッコリー(小房に分け、ゆでる):80g
  • ミニトマト(半分に切る):4~5個
キッシュの土台作り
  • STEP1
    パンのカット
    食パンを型のサイズに合わせて測り、底面用と側面用に分けます。底面用は型に合わせてカット。側面用の食パンは1枚を6等分し、正方形に近い大きさに切り分けます。
  • STEP2
    バター塗り
    溶かしバターを側面用のパンの両面に丁寧に塗ります。このとき、塗りムラがないように注意します。
  • STEP3
    型の組み立て
    バターを塗った側面用パンを、四角形の角が上になるように傾けて配置します。パンとパンが少し重なるように並べ、隙間ができないよう慎重に組み立てます。
  • STEP4
    底面の仕上げ
    残った溶かしバターを底面用のパンにムラなく塗ります。これにより、卵液が均一に染み込みやすくなります。
キッシュ液の準備
  • STEP1
    材料を混ぜる
    ボウルに卵を割り入れ、泡立て器でしっかりと溶きほぐします。このとき、卵白と卵黄が完全に馴染むまで混ぜます。
  • STEP2
    調味料を加える
    塩、こしょうを加え、さらに混ぜ合わせます。塩は少量ずつ加えながら、味を調整します。
  • STEP3
    液体を加える
    牛乳と生クリームを少しずつ加えながら、その都度よく混ぜます。液体を一度に加えると、むらができやすいので注意します。
  • STEP4
    チーズを加える
    最後に粉チーズを加え、ダマにならないよう注意しながら混ぜ合わせます。チーズが均一に溶け込むまでしっかり混ぜます。
具材の準備と組み立て
  • STEP1
    ブロッコリーの下処理
    ブロッコリーは小房に分け、塩茹でします。茹で過ぎると色が悪くなるので、鮮やかな緑色を保つよう、サッと茹でます。
  • STEP2
    トマトの準備
    ミニトマトは洗って水気をよく拭き取り、半分にカットします。種が出すぎないよう、包丁は鋭利なものを使用します。
  • STEP3
    ハムの成形
    ロースハムは半分に切ってから、きれいな円すい形に丸めます。形を整えることで、見た目の美しさが増します。
  • STEP4
    卵液を流し入れる
    準備した型に卵液をゆっくりと流し入れます。泡立ちすぎないよう、型の壁面を伝わらせるように注意深く注ぎます。
トッピングと焼成
  • STEP1
    具材の配置
    ブロッコリーとハム、ミニトマトを、色のバランスを考えながら、美しく配置します。
  • STEP2
    アルミホイル準備
    側面のパンが焦げすぎないよう、型の縁にアルミホイルを丁寧にかぶせます(アルミホイルは周辺のみ。真ん中は空ける)
  • STEP3
    焼成開始
    オーブントースター(1000W)で焼き始めます。様子を見ながら、アルミホイルの位置を適宜調整します。
  • STEP4
    焼き加減の確認
    約30分かけてじっくりと焼き上げます。中心部に楊枝を刺して、卵液が固まっているか確認します。
  • STEP5
    冷却
    焼き上がったら、型ごと粗熱を取ります。完全に冷めてから型から外すことで、きれいな形を保てます。

パンキッシュをおいしく作るコツ

パンの側面は隙間なく並べることで、卵液が漏れるのを防ぎます。

卵液は十分に混ぜ合わせることで、なめらかな食感に仕上がります。

ブロッコリーは小房に分けてゆでることで、食べやすく見た目も綺麗に仕上がります。

アルミ箔をかぶせることで、パンの焦げすぎを防ぎます。

パンキッシュによくある質問

あさイチキッシュ

パンはどんな種類を選べばいいですか?

8枚切りか10枚切りの食パンがおすすめです。薄すぎると形が崩れやすく、厚すぎると具材とのバランスが悪くなります。

オーブントースターの温度調整はどうすればいいですか?

1000Wの場合は、アルミホイルで調整しながら約30分が目安です。温度が低いと中まで火が通らず、高すぎるとパンが焦げてしまうので、様子を見ながら調整してください。

卵液が漏れてしまうのを防ぐにはどうすればいいですか?

側面のパンを重ねて隙間なく並べ、底面としっかり密着させることが重要です。また、溶かしバターを塗ることで、パン同士がくっつきやすくなります。

具材は変更してもいいですか?

はい、アスパラガスやほうれん草、ベーコンやソーセージなど、お好みの具材に変更できます。ただし、水分の多い野菜は事前に火を通し、水気をしっかり切ることがポイントです。

前日に作り置きできますか?

当日に作ることをおすすめします。パンが水分を含んで柔らかくなってしまうため、作り置きには向いていません。

パンの耳は使えませんか?

耳つきのパンだと形が整いにくく、見た目が綺麗に仕上がりません。耳なしのパンを使用するか、耳をカットして使用することをおすすめします。

アルミホイルは必ず必要ですか?

パンの上部が焦げるのを防ぐため、アルミホイルの使用を強くおすすめします。特にオーブントースターは上火が強いため、アルミホイルで調整することで綺麗に仕上がります。

卵液の量が多すぎる場合はどうすればいいですか?

パンの高さの7~8分目まで入れるのが適量です。入れすぎると焼き上がりまでに時間がかかり、パンが焦げてしまう原因になります。

粉チーズは省略できますか?

省略可能ですが、粉チーズには風味付けだけでなく、卵液にとろみを付ける効果もあります。代わりにとろけるチーズを使用しても美味しく仕上がります。

キッシュとは?

あさイチキッシュ

キッシュは、フランスのアルザス=ロレーヌ地方発祥の家庭料理です。

キッシュという名前は、ドイツ語の「クーヘン」(ケーキの意味)に由来するとされています。ロレーヌ地方では、春の訪れを祝う5月のお祭りに欠かせない料理でした。

– パイ生地やタルト生地に卵と生クリーム(または牛乳)を混ぜたアパレイユと呼ばれるフィリングを流し込み、オーブンで焼いた料理
– 基本的な具材としては、ベーコン、チーズ、野菜などが使われる
– サクサクとした生地と、やわらかいフィリングの食感が特徴
– 温かい状態でも冷めた状態でも美味しく食べられる

キッシュの種類

最も有名なのは「キッシュ・ロレーヌ」で、ベーコンとチーズが入ったものです
その他、ほうれん草、キノコ、野菜など、様々な具材を使ったバリエーションがあります。
基本的な作り方では、パイ生地を使います。

キッシュの特徴

– おかずケーキとも呼ばれ、塩味の焼き菓子的な位置づけ
– 見た目が華やかで、おもてなしやパーティー料理に適している
– 冷凍パイシートを使うことで、家庭でも比較的簡単に作ることができる
– 具材のアレンジが自由で、冷蔵庫の残り野菜などを活用できる

キッシュは、その豊かな味わいと多様なバリエーション、そして見た目の美しさから、世界中で愛される料理となっています。家庭料理としてだけでなく、カフェやレストランのメニューとしても広く親しまれています。


 
 

タイトルとURLをコピーしました