フードドライヤー レシピをお探しの方へ。手軽に作れる無添加のドライフードは、毎日の食事やお菓子作り、おつまみ、ペットのおやつなど、用途は無限大です。
市販のドライフードは添加物が気になる、でも天日干しは天候や衛生面が不安…そんな方にぴったりなのが、フードドライヤーを使った手作りドライフードです。35℃~70℃の温度設定で、素材本来の味と栄養を損なうことなく、安全で美味しいドライフードが作れます。
野菜やフルーツ、肉魚類まで、様々な食材を手軽に乾燥させることができるフードドライヤー。この記事では基本レシピから、アレンジレシピまで解説していきます。
・下処理や切り方のコツ
・長期保存のための管理方法
これらを押さえることで、プロ顔負けの美味しいドライフードが作れるようになります。食材の旨味が凝縮され、新しい味わいも楽しめるドライフード作り。この機会ににチャレンジしてみませんか。
フードドライヤーでドライフードを作ろう!
自宅で手軽に作れる健康的なドライフードが注目を集めています。フードドライヤーがあれば、無添加で安心なドライフードを簡単に作ることができます。素材別の作り方と活用方法を詳しく解説していきましょう。
フードドライヤーとは
温風で食材を乾燥させる調理家電がフードドライヤーです。
35℃~70℃の温度設定が可能
複数段のトレイで一度に大量調理可能
タイマー機能付きで放置調理OK
家庭用の機種なら置き場所を取らないコンパクトサイズで、操作も簡単です。天日干しと違って天候に左右されず、いつでも清潔な環境で乾燥食品が作れます。
基本的な使用方法
フードドライヤーの使い方はとてもシンプルです。
食材を薄くスライスしてトレイに並べる
食材に合わせて温度と時間を設定
タイマーをセットしてスタート
乾燥中は庫内に熱がこもるため、頻繁にフタを開けることは避けましょう。食材の状態を確認するときは、素早く行うのがポイントです。
乾燥時の温度と時間の目安
食材によって最適な乾燥温度と時間が異なります。
野菜類:60℃で6~12時間
フルーツ類:35~50℃で8~12時間
肉魚類:70℃で6~12時間
これらはあくまでも目安です。食材の大きさや水分量、お好みの仕上がりによって調整が必要になります。はじめは頻繁に様子を確認しながら、ご自身好みの加減を見つけていくとよいでしょう。
フードドライヤーで作れる野菜のドライフード
野菜は種類によって乾燥のしやすさが異なります。水分量や切り方によって、美味しい仕上がりのコツも変わってきます。代表的な野菜の乾燥方法とおすすめの活用法をご紹介します。
根菜類のドライフード
根菜類は水分量が多いため、しっかりと乾燥させる必要があります。
にんじん:2~3mmの輪切りで12時間
ごぼう:斜め薄切りで6時間
れんこん:2~3mmの輪切りで6時間
乾燥後は甘みが凝縮され、野菜本来の味わいを楽しめます。特ににんじんは乾燥することで甘みが増し、おやつとしても人気です。
にんじんやれんこんは生のまま薄くスライスして乾燥できますが、じゃがいもやさつまいもは生のまま乾燥させると苦みが出てしまいます。電子レンジや蒸し器で下茹でしてから乾燥させましょう。
葉物野菜のドライフード
葉物野菜は水分が多く、乾燥させるとかさが大幅に減ります。
ほうれん草:3cm幅に切って12時間
小松菜:ざく切りで12時間
キャベツ:千切りで6時間
葉物野菜は洗った後、水気をしっかりと切ることが大切です。乾燥後は予想以上に小さくなるので、最初は多めに用意するのがおすすめです。
きのこ類のドライフード
きのこ類は乾燥させることで旨味が凝縮され、独特の食感も楽しめます。
しいたけ:薄切りで6時間
まいたけ:小房に分けて6時間
えのき:半分の長さに切って6時間
乾燥したきのこは、戻すと生のときの3~4倍の量になります。少量でも出汁やうま味が出るので、普段のお料理の隠し味として重宝します。
ドライ野菜の活用法
乾燥野菜は様々な料理に活用できます。
お味噌汁やスープの具材として
粉末にしてふりかけやパウダー調味料に
そのままおやつやスナックとして
お湯を注ぐだけで戻せるので、時短料理にも便利です。キャンプや登山の携帯食材としても重宝します。ミル(グラインダー)で粉末にすれば離乳食や介護食にもアレンジできますし、野菜嫌いなお子さんの野菜補給にも役立ちます。
フードドライヤーで作れるフルーツのドライフード
フルーツは乾燥させることで甘みが凝縮され、新しい味わいを楽しむことができます。保存がきくため、旬の果物を長く楽しめるのも魅力です。
定番フルーツのドライフード
果物の種類によって、最適な乾燥温度と時間が異なります。
りんご:3mm厚さの輪切りで35℃、8時間
バナナ:斜め薄切りで50℃、10時間
キウイ:輪切りで35℃、8時間
フルーツは低めの温度でじっくり乾燥させることで、色鮮やかな仕上がりになります。高温で乾燥させすぎると、色が悪くなったり、硬くなりすぎたりする場合があります。
りんごやバナナは変色を防ぐため、レモン果汁をかけてから乾燥させるのがポイントです。パイナップルやキウイなど酸味の強いフルーツは、そのまま乾燥させても大丈夫です。
柑橘類のドライフード
柑橘類は皮まで活用できるのが特徴です。
みかん:輪切りで50℃、12時間
レモン:輪切りで50℃、12時間
オレンジ:輪切りで50℃、12時間
柑橘類の皮は乾燥させれば陳皮、パウダーにすると紅茶やお菓子作りの香り付けに使えます。果肉は甘みと酸味のバランスが良く、おやつとして人気があります。
ドライフルーツの活用法
そのままおやつやお茶請けとして
グラノーラやシリアルのトッピング
パンやお菓子作りの材料として
手作りドライフルーツは市販品と違って添加物を使用していないので、お子さんのおやつとしても安心です。ヨーグルトやアイスクリームのトッピング、お菓子作りの材料としても重宝します。また、紅茶に入れてフルーツティーとして楽しむのもおすすめです。
乾燥具合によって保存期間が変わってきます。完全に乾燥させた場合は密閉容器に入れて冷暗所で1~2ヶ月、しっとりとした食感に仕上げた場合(セミドライ)は冷蔵庫で2週間を目安に保存しましょう。
フードドライヤーで作れる肉と魚のドライフード(ジャーキー)
肉や魚は乾燥させることで旨味が凝縮され、おつまみやタンパク質補給に最適なドライフードに変身します。保存性も高まるため、作り置きにも便利です。
肉類のドライフード(ジャーキー)
肉類は高めの温度でしっかり乾燥させることがポイントです。
牛肉:3mm厚さの薄切りで70℃、8時間
豚肉:脂身の少ない部位を薄切りで70℃、6時間
鶏肉:ささみを薄切りで70℃、6時間
肉類は下味をつけてから乾燥させると、より美味しく仕上がります。醤油、酒、みりんなどで味付けし、30分ほど漬け込んでから乾燥させましょう。
脂身の多い部位は避け、赤身を選ぶのがポイントです。脂身が多いと乾燥しにくく、また酸化しやすいため風味が落ちてしまいます。薄く均一に切ることで、ムラなく乾燥できます。
魚介類のドライフード
魚介類も乾燥させることで、新しい食感と味わいを楽しめます。切り身を使えば簡単です。
まぐろ:3mm厚さの刺身で70℃、6時間
サーモン:薄切りで70℃、6時間
ほたて:薄切りで70℃、8時間
魚介類は生のものよりも、一度茹でたものを乾燥させるほうが安全です。刺身用の新鮮な魚を使う場合は、必ず高温(70℃)でしっかり乾燥させましょう。
魚は塩をまぶしてから乾燥させることで、伝統的な干物風に仕上がります。塩は魚の重量の2%程度を目安に振り、30分ほど置いてから水気を拭き取って乾燥させます。
肉・魚のジャーキーの活用法
乾燥させた肉や魚は様々な用途で活用できます。
おつまみやスポーツ時の補給食として
サラダやパスタのトッピングに
お茶漬けやおにぎりの具材として
ジャーキーは高タンパク・低脂肪なため、ダイエット中のおやつとしても人気です。干物は細かく刻んでふりかけにしたり、だしの材料として使ったりすることもできます。
乾燥させた肉・魚類は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。できるだけ早めに(1~2週間以内を目安に)食べきるようにしましょう。冷凍保存の場合は1ヶ月程度保存可能です。
フードドライヤーで作れるその他のドライフード
野菜、フルーツ、肉・魚以外にも、様々な食材をドライフードにすることができます。意外な食材の乾燥にもチャレンジして、新しい味わいを見つけてみましょう。
乾燥豆・ナッツ類
豆類は茹でてから乾燥させることで、独特の食感が楽しめます。
枝豆:さやごと60℃で12時間
大豆:茹でてから60℃で12時間
ひよこ豆:茹でてから60℃で12時間
乾燥した豆類は、おつまみとして楽しめるほか、粉末にしてきな粉のように使うこともできます。ナッツ類も軽く炒めてから乾燥させると、より香ばしく仕上がります。
乾燥調味料・スパイス・ハーブ
香辛料や薬味を乾燥させると、長期保存が可能になります。
しょうが:薄切りで60℃、12時間
にんにく:薄切りで60℃、12時間
唐辛子:種を取って60℃、24時間
乾燥させた調味料はミルで粉末にすることで、オリジナルのスパイスとして使えます。香りを保つため、乾燥時は40~50℃の低めの温度設定がおすすめです。
フードドライヤーで作れるおつまみレシピ
お酒のお供に最適な、フードドライヤーで作るおつまみレシピをご紹介します。素材の旨味が凝縮されたドライフードは、ビールや日本酒、ワインなど様々なお酒と相性抜群です。
野菜系のおつまみレシピ
野菜は乾燥させることで、スナック感覚で楽しめます。
れんこんチップス:2mmスライスで60℃、6時間
ごぼうチップス:斜め薄切りで60℃、6時間
かぼちゃチップス:2mmスライスで60℃、12時間
野菜チップスは塩やスパイスを振りかけるだけでも美味しいですが、わさび醤油やアンチョビオイルをつけて食べるのもおすすめです。
魚介系のおつまみレシピ
魚介類は干物風の仕上がりで、日本酒との相性が抜群です。
するめいか:薄切りで70℃、6時間
たこ:薄切りで70℃、8時間
ほたて:薄切りで70℃、6時間
魚介類は乾燥前に軽く塩をふっておくと、より酒のつまみとして美味しく仕上がります。マヨネーズやわさびを添えて食べるのもおすすめです。
変わり種おつまみレシピ
意外な食材でも、おつまみになる美味しいドライフードが作れます。
枝豆:さやごと60℃、12時間
ハードチーズ:1cm角に切って50℃、4時間
明太子:60℃、6時間
枝豆は塩茹でしたものを乾燥させると、カリカリした食感と凝縮された旨味を楽しめます。チーズは乾燥させることでカリカリとした新食感に。明太子は旨味が凝縮された贅沢なおつまみになります。
フードドライヤーで作れる犬のおやつ
愛犬のために安全で栄養価の高いおやつを手作りしましょう。添加物を使わないため、アレルギーを持つワンちゃんにも安心です。
肉系の犬おやつレシピ
タンパク質たっぷりの肉系おやつは、多くのワンちゃんが大好きです。
ささみジャーキー:薄切りで70℃、6時間
豚肉ジャーキー:脂身を除いて70℃、6時間
鶏レバージャーキー:薄切りで70℃、8時間
肉類は新鮮なものを使用し、必ず高温でしっかり乾燥させましょう。味付けは不要です。
魚系の犬おやつレシピ
魚は良質なタンパク質とDHAの供給源になります。
白身魚ジャーキー:70℃、6時間
鮭ジャーキー:70℃、6時間
干しカンパチ:70℃、6時間
魚は骨を完全に取り除き、小さめにカットして乾燥させます。完全に乾燥させることで、保存性も高まります。
野菜系の犬おやつレシピ
野菜のおやつは、食物繊維の補給に役立ちます。
さつまいもチップス:蒸してから60℃、12時間
にんじんチップス:薄切りで60℃、12時間
かぼちゃチップス:蒸してから60℃、12時間
野菜は硬すぎると喉に詰まる危険があるため、薄くスライスするか、柔らかく下茹でしてから乾燥させましょう。
はじめは少量から試し、様子を見ながら与える量を調整します。特にアレルギー体質の子には慎重に。また、おやつは全体の食事量の10%以内に抑えることをおすすめします。
フードドライヤーで作れる猫のおやつ
愛猫のために、安全で美味しいおやつを手作りしましょう。猫は犬と違って好き嫌いが多いため、少しずつ試して好みのおやつを見つけていきます。
魚系の猫おやつレシピ
猫の大好きな魚系おやつは、特に人気があります。
まぐろジャーキー:70℃、6時間
かつおジャーキー:70℃、6時間
さばジャーキー:70℃、6時間
魚は新鮮なものを使い、小さめにカットして乾燥させます。味付けは不要です。
肉系の猫おやつレシピ
肉類も猫の大好きなおやつの定番です。
ささみジャーキー:70℃、6時間
鶏レバージャーキー:70℃、8時間
牛肉ジャーキー:70℃、6時間
肉類は必ず新鮮なものを使用し、高温でしっかり乾燥させることが大切です。レバーは特に栄養価が高く、多くの猫が好む食材です。
猫は新しい食べ物に慎重な傾向があるため、少量から試していきます。また、以下の点に注意が必要です。
1日のおやつは全体の食事量の10%以内に
小さくカットして食べやすい大きさに
アレルギー反応がないか様子を見る
手作りおやつは保存料を使用していないため、冷蔵保存で1週間、冷凍保存で1ヶ月を目安に与えましょう。
フードドライヤーで作れるインコのおやつ
インコの健康維持のために、安全で栄養価の高い手作りおやつを作ってみましょう。フードドライヤーで作るドライフードは、長期保存ができて便利です。
野菜系インコのおやつレシピ
野菜は必須のビタミン類や食物繊維を含む大切な食材です。
にんじんチップス:1mm薄切りで40℃、6時間
パプリカチップス:薄切りで40℃、6時間
かぼちゃチップス:1mm薄切りで40℃、8時間
野菜は薄くスライスして、低温でじっくり乾燥させます。栄養価を保つため、なるべく低温での乾燥がおすすめです。ビタミンAが豊富なにんじんやパプリカは、羽づやを良くする効果が期待できます。
フルーツ系インコのおやつレシピ
フルーツは多くのインコが大好きな食材です。
りんごチップス:種を除いて40℃、8時間
洋なしチップス:芯を除いて40℃、8時間
いちごチップス:薄切りで40℃、6時間
フルーツは種や芯を必ず取り除き(リンゴの種は有毒です)薄くスライスして乾燥させます。糖分が多いため、与えすぎには注意が必要です。
ハーブ系インコのおやつレシピ
ハーブは香りと栄養価が豊富な優れた食材です。
パセリ:小さく刻んで40℃、4時間
バジル:葉のみで40℃、4時間
タイム:小枝ごと40℃、4時間
ハーブは洗って水気をよく切り、低温でゆっくり乾燥させます。パセリはビタミンCが豊富で、免疫力向上が期待できます。バジルやタイムには、消化を助ける効果があるとされています。餌に混ぜ込んで与えます。
インコに安全におやつを与えるために、以下の点に気をつけましょう。
1日の給餌量の10%以内に抑える
新しい食材は少量から様子を見る
乾燥具合を確認し、カビていないことを確認
保存は密閉容器に入れ、冷暗所で保管します。1ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。湿気やカビには特に注意が必要です。インコの種類や年齢によって好みや適量が異なるため、様子を見ながら調整していくことが大切です。
ドライフードのアレンジレシピ
ドライフードは単体で楽しむだけでなく、様々な料理やお菓子作りに活用できます。毎日の食卓を彩る新しいレシピをご紹介します。
ドライフードを使ったお菓子レシピ
甘いものづくりにドライフードを取り入れると、風味や食感が豊かになります。
パウンドケーキ:ドライフルーツを生地に練り込む
グラノーラ:ドライフルーツとナッツを混ぜ合わせる
クッキー:粉末にしたドライ野菜を生地に混ぜる
手作りドライフルーツは水分が少なく、生地が重くなりにくいのが特徴です。お菓子作りの際は市販品より少なめの量で調整するのがポイントです。
りんごとシナモン、バナナとチョコレート、いちごとホワイトチョコなど、定番の組み合わせがおすすめです。野菜パウダーなら、かぼちゃやさつまいもがお菓子作りに向いています。
ドライフードを使った料理レシピ
日常の料理にドライフードを取り入れると、手軽に野菜を摂取できます。
炊き込みご飯:乾燥野菜と干し椎茸を米と一緒に炊く
スープ:乾燥野菜ミックスを入れて煮込む
パスタ:ドライトマトとハーブを和える
乾燥野菜は戻すと旨味が出るため、だしいらずで深い味わいが作れます。少量でも満足感のある料理に仕上がるのも魅力です。
ドライフードを使ったドリンクレシピ
フルーツティー:ドライフルーツを紅茶に入れる
デトックスウォーター:ドライフルーツを水に浸す
スムージー:ドライフルーツを牛乳と一緒にミキサーにかける
乾燥柑橘類は紅茶に入れると、爽やかな香りと風味を楽しめます。また、ドライフルーツを一晩水に浸すと、フルーツの栄養を手軽に摂取できる飲み物になります。
フルーツティーは、フルーツの量や浸す時間で味の強さを調整できます。はじめは少なめに入れて、お好みの濃さを見つけていくのがおすすめです。水出しの場合は冷蔵庫で浸すと、雑菌の繁殖を防げます。
ドライフルーツはサングリアに入れるのも一般的です。
ドライフードの保存方法と注意点
せっかく作ったドライフードを長持ちさせるためには、適切な保存方法と管理が重要です。食材別の保存方法や注意点をご紹介します。
適切な保存方法
密閉できる保存容器やジッパー付き保存袋
乾燥剤(食品用シリカゲルなど)
ラベル(作成日を記入)
保存容器は清潔に洗って、よく乾かしてから使用します。乾燥剤を一緒に入れることで、湿気を防ぎ、長期保存が可能になります。
保存期間の目安
食材と乾燥状態(ドライかセミドライか)によって保存可能な期間が異なります。ドライの場合は
野菜類:常温で1ヶ月、冷蔵で2ヶ月
フルーツ類:冷蔵で1ヶ月、冷凍で3ヶ月
肉魚類:冷蔵で2週間、冷凍で1ヶ月
完全に乾燥させた場合は、より長期の保存が可能です。ただし、においの強い食材は別々に保存するのがおすすめです。セミドライの場合は冷凍か冷蔵保存で、できるだけ早めに使い切るようにします。
特徴 | ドライフード | セミドライフード |
---|---|---|
保存性 | 長期保存が可能 | 長持ちするが、ドライフードほどではない |
栄養密度 | 栄養価が高い | 水分が多いため栄養密度は少し低い |
食感 | カリカリとした硬い食感 | しっとりとした柔らかい食感 |
例 | 乾燥フルーツ、干し肉、乾燥野菜 フリーズドライ食品 | ドライフルーツの一部、半乾燥トマト、干物 |
食材別の注意点
野菜・フルーツ:完全に冷ましてから密閉
肉・魚:脱酸素剤を入れて空気を抜く
香辛料:遮光容器を使用する
保存中にカビが生えたり、異臭がしたりした場合は、すぐに廃棄しましょう。
フードドライヤーで作るドライフードレシピ【総括】
35~70℃の温度設定で様々な食材を乾燥可能
野菜は60℃、フルーツは低温でじっくり乾燥
根菜類は下処理が重要
葉物野菜は水気をしっかり切ること
きのこ類は旨味が凝縮
フルーツは甘みが増して新しい味わいに
柑橘類は皮も活用可能
肉魚類は高温でしっかり乾燥
乾燥食材はお菓子作りやドリンクにも活用可能
保存は密閉容器に乾燥剤を入れて
食材に応じて冷蔵・冷凍保存を使い分け
完全乾燥で長期保存が可能
フードドライヤーがあれば、手軽に無添加の美味しいドライフードが作れます。毎日の食事やおやつ作りに、ぜひ活用してみてください。あなただけのオリジナルレシピを見つけてみましょう。