台湾風おこわの作り方
もち米と豚バラ肉、干ししいたけ、干しえびを使って作る本格的な台湾風おこわです。具材の旨味がもち米に染み込み、しっとりとした食感と深い味わいが特徴的な一品です。
台湾風おこわのレシピ
材料と分量:5~6人前
- もち米:500g
- 豚バラ肉(塊):100g
- 干ししいたけ:2枚(10g)
- 干しえび:25g
▶調味料
- サラダ油:適量
- しょうゆ:適量
- 酒:適量
- STEP1もち米を洗うもち米をていねいに研ぎ、水気を切ります。
- STEP2水に浸すたっぷりの水に2時間漬け込みます。
- STEP3水切りざるに上げ、余分な水気をしっかり切ります。
- STEP4一晩寝かせるボウルにざるを入れてラップで覆い、冷蔵庫で一晩休ませます。
- STEP1しいたけの準備干ししいたけはさっと洗い、容器に入れて水カップ1/2を注ぎます。
- STEP2しいたけを戻す冷蔵庫で一晩かけてじっくり戻します。
- STEP3干しえびの準備干しえびは軽く洗い、別の容器にぬるま湯カップ1/2を注ぎます。
- STEP4えびを戻す室温で20分ほど置いて戻します。
- STEP5水切りと保存しいたけとえびは取り出して水気を切り、戻し汁は後で使うため取っておきます。
- STEP1しいたけを切る戻したしいたけから軸を切り落とし、薄くスライスします。
- STEP2豚肉を切る豚バラ肉は1cm幅の厚さに切り、さらに1cm幅に切り分けます。
- STEP3油を熱する深めのフライパンにサラダ油を注ぎ、中火で熱します。
- STEP4豚肉を炒める豚肉を入れ、カリッと香ばしく焼き色がつくまで炒めます。
- STEP5干し物を加えるスライスしたしいたけと戻した干しえびを加え、香りが立つまで一緒に炒めます。
- STEP1もち米を加える具材を炒めたフライパンにもち米を入れ、油がまんべんなく行き渡るよう強めの中火で炒めます。
- STEP2調味する干し物の戻し汁カップ1/2としょうゆを加え、もち米に味が染み込むよう炒め続けます。
- STEP3蒸し器に移す汁気がなくなったら、しっかり絞った蒸し布を敷いたせいろか蒸し器に移します。表面を平らにならし、上からも蒸し布をかけます。
- STEP4蒸す(一次)蒸気の上がった蒸し器で15分間しっかり蒸します。
- STEP5味付けを整える残りの戻し汁に酒を加えて全体に振りかけ(打ち水)しっとりとした食感に仕上げます。
- STEP6蒸す(二次)再び強火で15分間蒸し、全体に味をなじませます。
- STEP7混ぜ合わせるしゃもじで全体を優しく返すように混ぜ、味と食感を均一にします。
台湾風おこわをおいしく作るコツ
もち米は必ず一晩冷蔵庫で休ませることで、適度な水分を含んだ状態になります。
干ししいたけと干しえびの戻し汁は捨てずに使うことで、旨味を逃さず美味しく仕上がります。
豚肉はカリッと炒めることで、食感が良くなり、脂の旨味も増します。
蒸し布は固く絞ることで、余分な水分が料理に影響を与えるのを防ぎます。
最後の打ち水と蒸しの工程で、しっとりとした食感に仕上がります。
台湾風おこわによくある質問
もち米は通常の白米で代用できますか?
もち米特有のモチモチした食感を出すため、もち米を使用することをおすすめします。通常の白米では異なる食感になってしまいます。
豚バラ肉は他の部位で代用できますか?
豚バラ肉の脂の旨味が重要な要素ですが、豚肩ロースでも代用可能です。ただし、脂が少ないため、若干味わいが異なります。
干ししいたけは生しいたけで代用できますか?
干ししいたけの濃厚な旨味と香りが重要なため、生しいたけでの代用はおすすめできません。
せいろがない場合はどうすればよいですか?
フライパンや鍋に蒸し台を入れ、布巾を敷いて代用できます。ただし、蒸気が逃げないよう、しっかりとふたをすることが重要です。
1食分のカロリーはどのくらいですか?
1人前(約120g)あたり420kcalです。塩分は1gです。
冷めても美味しく食べられますか?
冷めても美味しく食べられます。電子レンジで温める場合は、霧吹きで軽く水をかけてから加熱すると、しっとりと仕上がります。
干しえびの代わりに生えびは使えますか?
干しえびの凝縮された旨味と香りが特徴なので、生えびでは同じ味わいは出せません。
蒸し時間は短くできますか?
もち米をしっかり蒸すために、レシピ通りの時間は必要です。時間を短縮すると、中心部分が硬く残る可能性があります。
具材を増やしてもいいですか?
干し椎茸と干しえびの風味を活かすため、具材は控えめにすることをおすすめします。
下味は必要ですか?
具材と調味料で十分な味付けができるため、特別な下味付けは必要ありません。