おすすめ生ゴミ処理機【電動】4メーカー6モデルを比較&徹底解説

大型の生ゴミ処理機【大家族向け】ナクスルとパナソニックを徹底比較

生ゴミ処理機の選び方【電動】
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この記事では、大型の家庭用生ゴミ処理機 ナクスルとパナソニックを徹底比較します。

家庭から出る生ゴミの処理に悩んでいませんか?特に大家族や料理をよくする家庭では、生ゴミの量が多く、臭いや保管場所に困ることも少なくありません。

しかし、大型の生ゴミ処理機を導入することで、これらの悩みを一気に解決できるます。生ゴミの量を80%以上減らせるだけでなく、臭いの問題も解消。さらに処理後の生ゴミは堆肥として再利用することも可能です。

ここでは人気の2大メーカー「ナクスル」と「パナソニック」の大型生ゴミ処理機を徹底比較しました。乾燥方式、処理能力、消費電力、ランニングコストなど、あらゆる角度から検証し、それぞれの特徴や違いを詳しく解説しています。

この記事でわかること
大型生ゴミ処理機の特徴とメリット
ナクスルとパナソニックの具体的な違いと選ぶべきポイント
処理方式やペットのフン処理など機能面の比較
初期費用とランニングコストを含めた総合的な比較
設置場所や利用時の注意点

乾燥方式やペットのフン処理対応、音の大きさなど、製品によって特徴が大きく異なります。あなたの家庭環境やライフスタイルに合った生ゴミ処理機を選べるよう、ぜひ参考にしてください。

大型生ゴミ処理機 ナクスルとパナソニックを徹底比較

比較基準項目
パナソニック
ナクスル
ワンニャクスル
【ナクスル上位機種】
製品詳細 画像
パナソニック MS-N53XD-S
生ごみ処理機ナクスル
詳細解説記事
パナソニックのトリセツ
ナクスルのトリセツ
ペットのフンも処理可能。
生ゴミ処理機なので生ごみも処理できます
メーカー日本(Panasonic)
日本(株式会社 伝然)
型番MS-N53XD-SFD-015MFD-020
シルバーホワイトシルバー・レッド
対象人数4人家族基準4~6人家族5~6人家族
サイズ幅268×奥行365×高さ550mm(開封時の高さ77cm)幅38.5×奥43×高58cm幅39×奥43×高59.4cm(開封時の高さ99cm)
重量12kg
約18㎏(初期バイオ材込)
扉の開閉上部に開閉
上部に開閉
設置場所屋内外設置OK
※アース線接続が必須なので、設置場所が制限される
屋内外設置OK
※雨ざらしを避け、冬季に0℃を下回る地域では防寒防風対策が必要
処理性能 乾燥方式温風乾燥式
ハイブリッド式(温風乾燥式×バイオ式)
消費電力800W
60W
運転または庫内温度130℃
50~70℃(環境省の指針による推定)
処理時間標準モード→1時間40分~5時間40分
ソフトモード→2時間10分~8時間30分
フンは12時間、生ごみは24時間程度
脱臭方法独自のブラックボックス技術「プラチナパラジウム触媒」
3段階ハイブリッド方式
運転音通常運転時: 42dB
かくはん時: 44dB
17.3db~23.2db(小さな寝息程度)
最大処理容量約2kg(約6L)/1回
約8kg(約24L)/1日
1~1.5㎏/日1.5~2.0kg/日
生ゴミの減少率86%
90%以上
ランニングコスト 電気代20~81円
27~40円
脱臭機能プラチナパラジウム触媒
UVランプ
交換不要
1~2年で交換
バスケットのカバーなし
なし
バイオ材いらない
ナクスル専用バイオ材
機能と操作性 追加投入と稼働可能
※「入」ボタンを押して処理を最初から再開
いつでも追加投入可能
処理終了で自動停止常時稼働が前提
微生物の活性維持と脱臭機能作動のため
特化機能・プラチナパラジウム触媒脱臭システム
・防水構造(IPX4準拠)による屋内外設置可能
・2段階予約タイマー(3h・6h)
・3層ハイブリッド脱臭システム
・ペットの排泄物処理OK
・3層ハイブリッド脱臭システム
・ペットの排泄物処理OK
水分センサー搭載…水分量に応じて攪拌タイミングや時間を自動調整
ディスプレイ搭載…機械の状態や水分量を表示
かくはん機能かくはん羽根あり微生物活性化に最適化した低速撹拌機構の採用低速撹拌はもちろん、水分量に応じて自動撹拌
投入物 OK人が食べて消化できるもの・人が食べて消化できるもの 
・ペットのフンも処理できる 
・完全自然由来の猫砂の処理もOK
NG・人が食べられないもの
・生ごみの一部で硬いもの…骨・貝殻、大量の卵の殻など
・柑橘類の皮
・人が食べられないもの ・汁気の多いもの
・硬いもの…貝殻、骨、柑橘系の皮、大きい種子など(卵の殻、魚の骨、手羽先の骨程度なら投入可)
・抗生物質を投与したペットのフン(ノミやフィラリアのお薬は問題なし)
価格 本体価格117,200円
amazonや楽天では7~9万円で販売されている
139,700円220,000円
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→132,000円
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ナクスル【公式】
ワンニャクスル【公式】
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助成金
助成金の対象  ※自治体により 助成条件が異なります。必ず事前に問い合わせてください。
助成金の申請から受け取りまで【全機種共通】の注意事項をこちらで解説しています

大型生ゴミ処理機はキッチンの生ゴミ問題を解決する強力な味方です。ここではナクスルとパナソニックという人気の2大メーカーの製品を比較し、それぞれの特徴や性能の違いを解説します。

生ゴミ処理機の基本機能

生ゴミを乾燥・分解して減量
嫌な臭いを抑制する脱臭機能
衛生的に生ゴミを処理

生ゴミ処理機は、キッチンから出る生ゴミを家庭内で処理するための家電です。従来のように生ゴミをゴミ袋に入れて収集日まで保管する必要がなく、嫌な臭いやカビ、虫の発生を抑えられます。

パナソニック MS-N53XD-S

パナソニック

パナソニックは温風乾燥式を採用し、高温(130℃)で乾燥させる方式です。

ナクスルとワンニャクスルの肥料

ナクスルとワンニャクスル

ナクスルはハイブリッド式(温風乾燥式×バイオ式)を採用し、微生物の力も活用したより自然に近い方法で分解処理します。

大型生ゴミ処理機のメリット

一度に多くの生ゴミを処理可能
頻繁に空にする必要がない
大家族や料理が多い家庭に最適

大型の生ゴミ処理機は、小型のものと比べて一度に処理できる量が多いのが最大の特徴です。ナクスルの場合、4~6人家族サイズの「FD-015M」と5~6人家族サイズのワンニャクスル「FD-020」が、パナソニックは4人家族基準の「MS-N53XD-S」が主力製品です。

特にワンニャクスルは生ゴミの処理容量を考慮すると、計算上は10人家族以上の利用も可能とされています。大量に料理をする家庭や、複数世帯での共同利用も視野に入れることができます。

以前は小型の処理機を使っていましたが、すぐにいっぱいになってしまい不便でした。大型のナクスルに買い替えてからは、数日分の生ゴミをまとめて処理できるようになって本当に便利です。特に魚を捌いた後の内臓などもしっかり処理できるのが嬉しいです。(50代男性)

大型生ゴミ処理機の選択は、単に家族の人数だけでなく、料理の頻度や種類によっても左右されます。野菜中心の食生活と肉や魚を多く扱う家庭では発生する生ゴミの量や質が異なるため、自分の家庭のライフスタイルに合わせた容量選びが重要です。

スペック比較

ナクスルとパナソニックの比較

ナクスルとパナソニックの生ゴミ処理機は、サイズや性能、処理方法など多くの点で異なります。具体的なスペックを比較しながら、それぞれの特徴を見ていきましょう。

サイズと重量

パナソニック MS-N53XD-S

パナソニック

パナソニック:幅268×奥行365×高さ550mm(開封時の高さ77cm)
ナクスルFD-015M:幅38.5×奥43×高58cm
ワンニャクスル:幅39×奥43×高59.4cm(開封時の高さ99cm)

パリパリキューブ火事

ナクスル

ワンニャクスル

ワンニャクスル

生ゴミ処理機はキッチンの限られたスペースに設置するため、サイズは重要な検討ポイントです。

パナソニックのMS-N53XD-Sは幅が狭いのが特徴で、キッチンの隙間に収まりやすいデザインになっています。一方、ナクスルはやや横幅が広いですが、上から見るとコンパクトな印象です。

重量もパナソニックが12kgなのに対し、ナクスルは約18kg(初期バイオ材込)と重めです。設置場所を頻繁に変える予定がある場合は、この重量差も考慮する必要があります。

キッチンが狭いので、コンパクトなパナソニックを選びました。思ったより場所を取らずに設置できて満足しています。ただ、蓋を開けるスペースは上部に必要なので、吊り戸棚の下には置けないことだけ注意が必要です。(30代女性)

処理能力と容量

パナソニック:約2kg(約6L)/1回、約8kg(約24L)/1日
ナクスルFD-015M:1~1.5kg/日
ワンニャクスル:1.5~2.0kg/日

処理能力は両社で表記方法が異なります。

パナソニックは1回あたりと1日あたりの最大処理量を表記しているのに対し、ナクスルは1日あたりの処理量を記載しています。パナソニックは一度に多くの生ゴミを投入できるのが特徴で、ナクスルは連続的に少量ずつ投入するのに適しています。

生ゴミの減少率はパナソニックが86%なのに対し、ナクスルは90%以上と高効率です。これは処理方式の違いによるもので、ナクスルのハイブリッド式(温風乾燥+バイオ)は微生物による分解により、さらに高い減量効果を発揮します。

消費電力と電気代

パナソニック:800W(電気代 約20~81円/回)
ナクスル:60W(電気代 約27~40円/日)
※1kWh単価27円で計算した場合の数値です。

消費電力はパナソニックが800Wと高いのに対し、ナクスルは60Wと非常に省エネ設計になっています。これは乾燥方式の違いが大きく影響しており、パナソニックは高温短時間で処理する方式なのに対し、ナクスルは低温長時間で処理するため、瞬間的な電力消費は少なくなっています。

電気代はパナソニックが1回の処理で20~81円、ナクスルが1日の処理で27~40円と試算されています。ただし、電力会社ごとに料金が異なっていたり、使用頻度や投入量によって実際の電気代は変動するため、一概にどちらが経済的とは言えません。

ナクスルの省エネ性能に惹かれて購入しました。以前使っていた温風乾燥式と比べると、電気代が半分以下になった気がします。毎日使っても電気代をそれほど気にせず使えるのは大きなメリットです。(40代男性)

乾燥方式の違い

パナソニック:温風乾燥式(130℃)
ナクスル:ハイブリッド式(温風乾燥式×バイオ式)50~70℃

乾燥方式の違いは両社の最も大きな差異と言えます。パナソニックの温風乾燥式は130℃の高温で生ゴミを素早く乾燥させる方式で、処理時間が短い特徴があります。標準モードで1時間40分~5時間40分、ソフトモードで2時間10分~8時間30分で処理できます。

一方、ナクスルのハイブリッド式は50~70℃の比較的低温で、微生物の力も活用して生ゴミを分解します。フンは12時間、生ゴミは24時間程度と処理時間は長めですが、より自然に近い形で分解されるため、処理後の生ゴミは土に近い状態になります。

乾燥方式の選択は、使用目的によって変わってきます。

短時間で処理したい場合はパナソニックの高温乾燥式が適していますが、処理後の生ゴミを堆肥として活用したい場合は、ナクスルのハイブリッド式の方が向いています。また、高温処理は殺菌効果が高い反面、電力消費が多いというトレードオフがあります。

機能性の違い

ナクスルとパナソニックの比較

使いやすさや実用性を左右する機能面での違いも重要なポイントです。ここでは両社の生ゴミ処理機の機能性を比較します。

脱臭機能

パナソニック:プラチナパラジウム触媒(交換不要)
ナクスル:UVランプ(1~2年で交換)

生ゴミの臭いを抑える脱臭機能は、生ゴミ処理機にとって重要な要素です。パナソニックは独自の「プラチナパラジウム触媒」を採用し、交換不要の設計になっています。対するナクスルはUVランプを使用した脱臭システムで、1~2年に一度の交換が必要です。

両社とも強力な脱臭システムを採用しており、生ゴミの臭いをしっかり抑制する性能を持っています。パナソニックは交換部品が不要なためランニングコストが抑えられる一方、ナクスルは定期的な部品交換により常に最適な脱臭効果を維持できるというメリットがあります。

パナソニックの脱臭機能は想像以上に優秀です。魚のアラを処理しても、キッチンに臭いが広がることはありません。プラチナパラジウム触媒は交換不要なので、メンテナンスの手間がなくて助かっています。(40代女性)

処理時間

パナソニック:標準モード→1時間40分~5時間40分、ソフトモード→2時間10分~8時間30分
ナクスル:フンは12時間、生ゴミは24時間程度

処理時間は両社で大きく異なります。パナソニックは高温処理により比較的短時間で乾燥処理ができるのが特徴です。標準モードでは早ければ1時間40分で処理が完了します。

一方、ナクスルはバイオの力を活用するため、じっくりと時間をかけて処理する方式です。

パナソニックは処理終了で自動停止する仕組みなのに対し、ナクスルは常時稼働が前提で、微生物の活性維持と脱臭機能作動のために常にスタンバイ状態を保つ設計になっています。急いで処理したい場合はパナソニック、常時少しずつ処理したい場合はナクスルが向いています。

投入できるもの・できないもの

両社共通:人が食べて消化できるものはOK
撹拌羽根があるため、かたい貝殻や骨、大きな種などは投入NG
ナクスルのみ:ペットのフンも処理可能
ナクスルのみ:完全自然由来の猫砂の処理もOK

投入可能な生ゴミについても違いがあります。基本的に両社とも人が食べて消化できるものは処理可能です。しかし、ナクスルはペットのフンや完全自然由来の猫砂も処理できるのが大きな特徴です。

投入できないものについては、両社とも「人が食べられないもの」「硬いもの」「貝殻」「骨」「大量の柑橘系の皮」などが挙げられています。

特にナクスルでは「汁気の多いもの」も注意が必要です。パナソニックは「生ゴミの一部で硬いもの」「骨」「貝殻」「大量の卵の殻」「柑橘類の皮」などが処理不可とされています。

犬を飼っているので、ペットのフンも処理できるナクスルを選びました。庭に穴を掘って埋めなくても良くなったのは本当に便利です。においがせず、生ゴミと一緒に処理できるので、ゴミ出しの手間も大幅に減りました。(30代男性)

ペットを飼っている家庭にとって、フンの処理は日々の悩みの一つです。ナクスルの「ペットのフンも処理可能」という機能は、そうした家庭にとって非常に価値の高い機能と言えます。

一方で、料理をよくする家庭では、パナソニックの短時間処理機能が魅力的に映るかもしれません。用途や生活スタイルに合わせた選択が重要です。

価格とランニングコスト

ナクスルとパナソニックの比較

生ゴミ処理機は決して安い買い物ではありません。初期費用だけでなく、継続的にかかるランニングコストも含めて検討する必要があります。

本体価格の比較

パナソニック MS-N53XD-S:amazonや楽天では7~9万円で販売
ナクスル FD-015M:公式サイト購入で37,000円割引→99,000円
ワンニャクスル:公式サイト購入で88,000円割引→132,000円

本体価格はパナソニックが最も安く、ナクスルの上位モデルのワンニャクスルが最も高価です。ただし、ナクスルは公式サイトでの購入で大幅な割引が適用され、実質的な価格差は縮まります。それでも高機能な大型モデルほど価格は高くなる傾向にあります。

パナソニックのモデルは流通量が多いため、バリエーション豊富な価格帯で購入可能です。

最初は価格の安いパナソニックにしようと思っていましたが、ナクスルの公式サイトの割引を見て迷いました。結局、ペットのフンも処理できるというナクスルの機能性に惹かれて、少し高くても長い目で見たらお得だと思い、ナクスルFD-015Mを購入しました。(40代女性)

維持費と電気代

パナソニック:電気代 約20~81円/回
ナクスル:電気代 約27~40円/日
ナクスルは省電力設計で長期的な電気代が安い傾向

維持費の大きな部分を占めるのが電気代です。パナソニックは1回の処理で約20~81円、ナクスルは1日の使用で約27~40円と試算されています。パナソニックは高温短時間処理のため瞬間的な電力消費が多く、ナクスルは低温長時間処理で安定した低消費電力が特徴です。

使用頻度によっても電気代は大きく変わります。毎日大量の生ゴミを処理する家庭では、省電力設計のナクスルの方が長期的には電気代が安くなる可能性があります。逆に週に数回程度の使用であれば、パナソニックとの差はそれほど大きくならないでしょう。

バイオ材の交換頻度とコスト

パナソニック:バイオ材なし
ナクスル:専用バイオ材あり(定期的な交換が必要)
ナクスルの脱臭機能:UVランプ(1~2年で交換)

ランニングコストの差を生む要素の一つが、バイオ材や交換部品の有無です。パナソニックはバイオ材を使用しない設計で、脱臭触媒も交換不要のため、基本的に消耗品の交換コストはかかりません。

一方、ナクスルはバイオ式を採用しているため、定期的なバイオ材の追加が必要です。また、脱臭機能に使用するUVランプも1~2年で交換することになります。これらの交換部品のコストも長期的な維持費として考慮する必要があります。

ナクスルを1年使っていますが、バイオ材は思ったより消費が少なく、まだ追加購入していません。初期に入っている量でしばらく持つようです。電気代も以前の処理機より明らかに安くなったので、長い目で見れば本体が高くても元が取れると思います。(50代女性)

初期費用とランニングコストのバランスは、生ゴミ処理機選びの重要なポイントです。本体価格だけで判断するのではなく、5年、10年といった長期的な視点で総コストを考えることが大切です。特に電気代はわずかな差でも積み重なると大きな金額になるため、自分の使用頻度や処理量に合わせた選択が賢明です。

よくある質問と回答

ナクスルとパナソニックの比較

生ゴミ処理機に関して多く寄せられる質問とその回答をまとめました。

ペットのフンも処理できますか?

ナクスルとワンニャクスル:ペットのフンを処理可能
パナソニック:ペットのフンは処理不可

ペットのフン処理については、明確な違いがあります。ナクスルはペットのフンも処理可能ですが、パナソニックは対応していません。犬や猫を飼っている家庭では、この違いが製品選びの決め手になることもあるでしょう。

ただし、抗生物質を投与したペットのフンは、微生物のバランスを崩す可能性があるため注意が必要です(※ノミやフィラリアのお薬は問題ありません)

設置場所に制限はありますか?

両社とも:屋内外設置OK
パナソニック:アース線接続が必須で設置場所が制限される
ナクスル:雨ざらしを避け、冬季は0℃を下回る地域では防寒防風対策が必要

設置場所については、両社とも屋内外での設置が可能です。

ただしパナソニックはアース線接続が必須であり、アース端子のないコンセントがある場所では使用できません。ナクスルは屋外設置の場合、雨ざらしを避け、寒冷地では防寒対策が必要です。

パナソニックは防水構造(IPx4準拠)による屋内外設置可能な設計になっているため、ベランダなどの半屋外スペースにも設置しやすい特徴があります。設置場所の確保が難しい場合は、それぞれの製品の設置条件を確認しましょう。

マンションの狭いキッチンのため、ベランダに設置できる機種を探していました。パナソニックの防水性能が決め手となり購入しましたが、予想通り問題なく使えています。ただ、真夏は少し本体が熱くなるので、日よけは必要かもしれません。(30代男性)

処理後の生ゴミはどうなりますか?

パナソニック:乾燥・減量された状態(元の体積の約14%)
ナクスル:バイオ処理された土に近い状態(元の体積の約10%以下)
両社とも:処理後は可燃ゴミとして廃棄可能(堆肥としても利用可能)

処理後の生ゴミの状態も両社で異なります。パナソニックの場合は高温乾燥により水分が蒸発し、体積が約86%減少します。ナクスルはバイオ処理によりさらに分解が進み、90%以上の減量率を実現しています。

ナクスルの処理後の生ゴミはより土に近い状態になるため、家庭菜園などの堆肥として利用しやすいという特徴があります。

音の大きさはどれくらいですか?

パナソニック:通常運転時 42dB、かくはん時 44dB
ナクスル:17.3db~23.2db(小さな寝息程度)
ナクスルの方が明らかに静音性が高い

生ゴミ処理機を選ぶ際に、設置場所によっては騒音も重要な検討要素です。

パナソニックの運転音は通常運転時で42dB、かくはん時で44dBと一般的な冷蔵庫程度の音量です。対してナクスルは17.3db~23.2dbと非常に静かで、小さな寝息程度と表現されています。

マンションやアパートなど、隣家との距離が近い住環境では、静音性の高いナクスルの方が気兼ねなく使用できるでしょう。特に夜間や早朝の使用を考えている場合は、この違いは重要です。

寝室の近くに置いているので、音が静かなナクスルを選びました。驚くほど静かで、寝ている間も全く気になりません。以前使っていた別メーカーの処理機は、深夜の運転音が気になって使いづらかったので、この静音性は本当に助かっています。(40代女性)

大型生ゴミ処理機 ナクスルvsパナソニック あなたにぴったりなのは?【総括】

ナクスルとパナソニックの比較

大型生ゴミ処理機は一度に多くの生ゴミを処理でき、大家族や料理頻度が高い家庭に最適
パナソニックは高温短時間処理、ナクスルはバイオ活用の低温長時間処理という特徴的な違い
ナクスルとワンニャクスルはペットのフンも処理可能で、省電力設計と静音性が魅力

サイズ・設置場所・消費電力・処理時間・音の大きさは機種選びの重要ポイント
処理後の生ゴミの活用方法も検討材料に

初期費用だけでなく、電気代などのランニングコストも考慮した選択を
大型でも省スペース設計のモデルもあるため、設置場所に合わせた選択が重要

生ゴミが大幅に減量され、ゴミ出しの手間と臭いの問題が解消される
静音性を重視するならナクスル、処理速度を重視するならパナソニックがおすすめ

両社とも乾燥方式は異なるが、生ゴミの減量効果は高く衛生的
投入可能な生ゴミの種類と禁止事項を事前に確認しておくことが重要

生ゴミ処理機はキッチンから出る生ゴミの量を大幅に減らし、臭いやカビ、虫の発生といった問題を解決してくれる便利な家電です。特に大型モデルは一度にたくさんの生ゴミを処理でき、大家族や料理をよくする家庭に最適です。

ナクスルとパナソニック、どちらを選ぶかは生活スタイルや優先したい機能によって変わってきます。

ペットを飼っている、静音性を重視する、電気代を抑えたいという方にはナクスルが向いています。一方、初期コストを抑えたい、すぐに処理したい、消耗品交換の手間を省きたいという方にはパナソニックがおすすめです。

どちらを選んでも、生ゴミの減量効果によりゴミ出しの手間が大幅に減り、キッチンの衛生環境も改善します。投資額は決して安くはありませんが、長期的に見れば快適な生活環境を得られる価値ある選択と言えるでしょう。

ぜひ自分の家庭のニーズに合った生ゴミ処理機を選んで、エコでクリーンなキッチンライフを実現してください。

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