2024年12月17日の「キューピー3分クッキング」 今回のレシピは「牡蠣にゅうめん」寒い季節にぴったりの温かい麺料理を、近藤幸子さんが紹介します。
牡蠣の旨味をたっぷり含んだ出汁でそうめんを直接煮込むのがポイント。別茹でする必要がないので手間いらずで、しかも牡蠣の濃厚な味わいを存分に楽しめます。
せりの爽やかな香りと柚子の風味が加わり、上品な和の一椀に仕上がります。寒い日の温まる一品として、また牡蠣が旬を迎えるこの時期ならではの贅沢な一品としておすすめです。
牡蠣にゅうめんの作り方
牡蠣の旨味を存分に活かした上品な温かい麺料理です。だし汁で牡蠣を煮て旨味を引き出し、その出汁でそうめんを煮込むことで、深い味わいが楽しめます。せりと柚子の香りが食欲をそそります。
牡蠣にゅうめんのレシピ
材料と分量:2人前
- そうめん:2束(100g)
- かき(むき身・加熱用):150g
- だし汁:3カップ
- しょうゆ:小さじ1
- せり:10g
- 長ねぎ:1/4本(25g)
- 柚子の皮:適量
作り方
- STEP1下準備かきは水の中でやさしく洗い、手ですくってザルに上げて水気をきります。
- STEP2野菜の準備せりは3cm長さに切り、長ねぎは薄い小口切りにします。柚子の皮は薄くそぎ取ります。
- STEP3出汁を取る鍋にだし汁を入れて火にかけ、煮立ったら牡蠣を加えます。
- STEP4そうめんを煮る再度煮立ったらアクを除き、そうめんをそのまま入れます。さらにアクを除きながら1分30秒ほど煮て、しょうゆを加えます。
- STEP5仕上げ器に盛り、せりと長ねぎをのせ、柚子の皮を添えます。
作り方のコツ
そうめんは別茹でせず、牡蠣の旨味が溶け出した出汁に直接入れることで、より深い味わいに仕上がります。
牡蠣は洗い過ぎると旨味が落ちるので、優しく手早く洗いましょう。
アクはこまめに取り除くことできれいな仕上がりになります。
柚子の皮は食べる直前に添えると、爽やかな香りが楽しめます。
牡蠣にゅうめんによくある質問
カロリーと塩分は気になりますか?
1人前で222kcal、塩分は3.1gです。温かい麺料理としては比較的低カロリーで、ヘルシーな一品として楽しめます。
牡蠣は生でも使えますか?
このレシピでは必ず加熱用の牡蠣を使用してください。生食用の牡蠣は加熱すると縮みすぎてしまう可能性があります。
そうめんを他の麺に変更できますか?
うどんや素麺などに変更可能ですが、牡蠣の繊細な旨味を活かすなら、そうめんがベストです。
牡蠣の臭みが気になる場合はどうすればいいですか?
牡蠣を洗う際に少量の酒をふりかけると臭みが軽減されます。また、出汁を取る際に昆布を加えても良いでしょう。
せりの代わりに他の野菜は使えますか?
三つ葉や水菜、春菊などの香り野菜で代用できます。季節の青みを添えることで、彩りよく仕上がります。