2024年10月期の注目ドラマ『海に眠るダイヤモンド』が、いよいよTBS系で放送開始となりました。本作は『アンナチュラル』『MIU404』などで知られる野木亜紀子が脚本を手掛けるオリジナル作品です。
原作はなく、野木亜紀子が長崎・端島（軍艦島）を訪れた際のツアーガイドの話がきっかけとなって企画された作品とのこと。神木隆之介が一人二役に挑戦する期待作として、放送前から大きな話題を呼んでいます。
神木隆之介演じる主人公は、1955年では故郷・端島に戻ってきた青年・鉄平、2018年では歌舞伎町のホスト・玲央という対照的な2人を演じ分けます。鉄平は島の発展のために働こうとする希望に満ちた青年である一方、玲央は夢も目標もないまま日々を過ごしています。そんな玲央の前に現れるのが、宮本信子演じる謎めいた婦人・いづみです。
物語の始まりには、1965年、端島から小舟で赤ん坊を抱えて逃げ出す女性の姿が映し出されます。この謎めいたシーンは、物語の重要な伏線となることが予感させられます。端島の過去と現代を結ぶミステリアスな展開と、炭鉱の島で生きる人々の人間ドラマが交錯する本作は、早くも視聴者の間で大きな話題を呼んでいます。
【海に眠るダイヤモンド】主要キャスト
via：海に眠るダイヤモンド 公式サイト
海に眠るダイヤモンド
宮本信子演じるいづみが
３人の内の誰なのか
kinggnuのねっこ聴くと
米津玄師のpaleblue思い出す
知らんけど pic.twitter.com/DLO5ovjwa5— エビグラ (@rainrain888888) October 21, 2024
荒木鉄平/玲央（神木隆之介）
【海に眠るダイヤモンド インタビュー】
新井順子Pが語る“神木隆之介のすごさ”
自らホストに取材・1話にアドリブシーンも
「一瞬で役に没入できるタイプ」写真・記事詳細はこちらhttps://t.co/V8pwgJy5US#海に眠るダイヤモンド @umininemuru_tbs pic.twitter.com/thV3TOyh76
— モデルプレス (@modelpress) November 1, 2024
鉄平は端島生まれの明るい青年で、大学卒業後に勤労課外勤として帰島。玲央は歌舞伎町のホスト。
荒木進平（斎藤工）
《 Teppei’s Diary＿✍︎ 》
進平にいちゃん(#斎藤工 )は百人一首がお好き。
鉄平(#神木隆之介)
❁ 日曜劇場 #海に眠るダイヤモンド ❁
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第話 /(日) : 放送 pic.twitter.com/VKgTA2k1Hb— 10月期日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』【公式】 (@umininemuru_tbs) October 26, 2024
鉄平の兄で炭鉱員。2年前の台風で妻を失っている。
『海に眠るダイヤモンド』
高度経済成長1955年に端島で暮らす人々
の日々と2018年の現代がどう展開するか
謎の老女が過去の主人公を取り巻く女性陣
の誰なのかも気になる｢アンナチュラル｣｢MIU404｣映画｢ラスト
マイル｣を手がけた制作陣の最新作と聞き
豪華な俳優陣にも興味しかない期待の作品 pic.twitter.com/7qJJdKZUhv— ito (@1akaiito) October 26, 2024
朝子（杉咲花）
朝子は銀座食堂の看板娘。幼い頃から鉄平に思いを寄せている。
リナ（池田エライザ）
端島に突如として現れた謎の歌手。ウエイトレスとして働き始める。
百合子（土屋太鳳）
賢将の恋人で鷹羽鉱業職員の娘。自由奔放な性格。
賢将（清水尋也）
鉄平の親友でもあり、ライバル。鷹羽鉱業幹部の息子。
いづみ（宮本信子）
10月期 #日曜劇場
『#海に眠るダイヤモンド』【✨現代パート解禁✨】
神木さんはなんと一人二役！
鉄平と玲央という正反対の役に挑戦！そして現代と過去をつなぐ物語のキーパーソン、いづみの正体とは…
❁ 謎の婦人・いづみ：#宮本信子
❁ ホスト・玲央：#神木隆之介 pic.twitter.com/ZmrUtG2HAF— 10月期日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』【公式】 (@umininemuru_tbs) September 7, 2024
玲央にプロポーズし、長崎へ連れていく謎の婦人。
【海に眠るダイヤモンド】第1話のあらすじ・ネタバレ・考察
神木隆之介主演『海に眠るダイヤモンド』
第1話のTVer再生数が100万を突破https://t.co/RSr0sZEB1p#海に眠るダイヤモンド @umininemuru_tbs @TVer_info pic.twitter.com/fLnWYzru93— ORICON NEWS（オリコンニュース） (@oricon) October 23, 2024
第1話では、過去と現代という2つの時間軸で物語が展開されます。それぞれの時代で起こる出来事には、不思議なつながりが感じられ、視聴者の興味を引きつけます。
あらすじ・ネタバレ
2018年、新宿の歌舞伎町を舞台に物語は始まる（現代）
夜が明けた歌舞伎町で、ジャージ姿でおにぎりを食べる婦人・いづみが、ホストクラブの看板に飲み物をぶつける金髪の男・玲央と出会います。いづみは突如「私と結婚しない？」と玲央に持ちかけ、高級シャンパンを注文するなど、玲央のために大金を使います。
いづみは玲央を長崎へ連れていく（現代）
ある朝、いづみは玲央を車に乗せ、長崎へと向かいます。二人は端島行きのフェリーに乗りますが、島が近づくにつれ、いづみは涙を流し始めます。
1955年、端島に鉄平が帰ってくる（回想）
長崎大学を卒業した鉄平は、島の炭鉱業を取り仕切る鷹羽鉱業の職員として端島に戻ってきます。父・一平は激怒しますが、鉄平は島の発展のために働く決意を固めています。
リナという謎の女性が島にやってくる（回想）
端島に突如として現れた美女・リナは、職員クラブでウエイトレスとして働き始めます。鉄平はリナに端島音頭を歌ってほしいと提案しますが、「私はジャズ」と断られてしまいます。
感想
第1話では、端島という特殊な舞台と、そこで生きる人々の姿が丁寧に描かれています。特に印象的なのは、神木隆之介の一人二役の演技です。
現代のホスト・玲央と、1955年の青年・鉄平という正反対の性格を見事に演じ分けており、その演技力に注目が集まっています。
また、CGと実写を組み合わせた端島の再現も見事です。1955年当時の活気ある島の様子が生き生きと描かれ、まるでタイムスリップしたかのような臨場感を感じさせます。
疑問
いづみの正体は誰なのか
冒頭で赤ん坊を抱いて逃げる女性の姿が映し出されましたが、この人物は誰なのでしょうか。また、いづみと何か関係があるのでしょうか。
玲央と鉄平はどうつながっているのか
同じ顔を持つ二人は、単なる偶然なのか、それとも何か深い関係があるのでしょうか。
リナの正体と目的は何か
端島にやってきたリナには何か秘密がありそうです。職員クラブの管理人は彼女の紹介状が偽物だと見抜いていましたが、なぜ島に来たのでしょうか。
考察
第1話で最も気になるのは、いづみの正体です。端島を見て涙を流すシーンから、過去に島と何らかの関わりがあったことが推測されます。また、玲央を島に連れていったのにも何か理由がありそうです。
可能性として考えられるのは、いづみが朝子、リナ、百合子のいずれかの老年期の姿である可能性です。特にリナについては、冒頭で赤ん坊を抱いて島から逃げ出すシーンがあることから、その可能性が高いように思われますが、赤ん坊はもしや…！？
余談
【海に眠るダイヤモンド】
先週から始まった日曜劇場の『海に眠るダイヤモンド』。
1965年(昭和40年)の長崎の軍艦島とこ端島の最盛期の再現性が高すぎて冒頭映像をなんども繰り返し再生！何度見ても素晴らしい。… pic.twitter.com/P0Mes74m9E— 情景師アラーキー (@arakichi1969) October 27, 2024
端島は、1960年頃には世界一の人口密度を誇る海底炭鉱として栄えていました。炭鉱員たちは海底600mという深い場所で働き、気温35度、湿度80％という過酷な環境での労働を強いられていました。
また、端島では水不足が深刻な問題でした。第2話の予告では、この水問題に取り組む様子が描かれるようです。
第1話は、こうした歴史的背景と人々の暮らしを丁寧に描きながら、ミステリアスな要素も盛り込んだ展開となっており、今後の展開が非常に楽しみな作品となっています。
第1話で使われていたいづみの衣装
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